ご主人がアルツハイマーになった奥さんが知り合いにいた。数年間、ご主人がなくなるまで、たいへんな日を過ごされた。
幸い、稼ぎのいいご主人で、月80万円の完全介護の施設に入れるだけのお金はあった。どうせ主人が稼いだものだから、できることは全部やる。との決心だった。
肉体的な負担や、経済的な...
尺八協会というのがある。正直、どういう種類の団体なのか、あまり知らなかった。第68回琴古流尺八演奏会を主催するくらいだから、琴古流の尺八をされる方々の集まりでしょう。尺八協会といっても、昔の虚無僧の団体というわけではなく、普通に仕事をしながら、尺八を楽しみ、そして60才で、定年退職や退官した後...
くさか里樹のヘルプマンは、雑誌イブニングに掲載されていて、以前からチョコチョコと読んではいた。今回機会があって、現時点での全巻(22巻まで)を購入して読みとおした。介護の問題、高齢者の問題に対して、逃げずに誠実に描いているのだが、「生きる」ということを直視することを迫られるような気がして、なか...
グループホームという言葉がだいぶ使われるようになってきた。耳にする機会も増えてきている。しかし今回の話題は、認知症高齢者グループホーム 認知症対応型共同生活介護の施設についてだ。認知症であるとされる高齢者の人数だが、2010年では280万とされている。それだけの人が、何らかの介護、介護支援を必...
かつて介護自殺のニュースを聞いて胸が痛んだ。それでも介護自殺なんて遠い世界のことだと思っていた自分がいる。
父が救急搬送されて、あわやという経験があってから、けっこう介護などについても考えるようになった。
くさか里樹のヘルプマンは、雑誌イブニングに連載されていて、時々目にしていた。今回思い...