60才から田舎暮らし
定年を迎えて、60歳になって、田舎で暮らすシルバーライフを目指している、実行しようとしている人も少なくないでしょう。
もし、60才からの田舎暮らしを考えているなら、調査はだいぶ前からやっているとは思いますが、実際にその土地で過ごす時間も、できるだけ早めにもったほうがいいでしょう。管理人は、いずれはここに永住するつもりで、40代で那須に土地と建物を用意しました。週末などに利用して、庭や畑を整備しつつ、周囲とのお付き合いや知人もずいぶんできました。
人生波ありw
そのまま順調に行けばいいのですが、人生にはいろいろなことがあります。当時在籍していた会社の業績が悪化し、そのまま那須の家を維持しておくことが難しくなってきました。断腸の思いでありましたが、売却することになりました。その時は、とにかく東京の自宅を維持して、東京で仕事を何とかすることが最重要だったのです。60才になっていれば、東京の自宅を売却して、那須で田舎暮らしをすることもできたのでしょうが、少し早く事態が悪くなってしまいました。
あまりに早く用意しすぎるのも考え物ですね。
I shall return
それから数年、様々なことがあり一番苦しい時期は過ぎました。
夫婦ともども、やはり田舎に暮らしたいという思いは捨てがたいものがありました。最初は同じ那須じゃなく、他の場所も考えました。南房総の暖かいところ、海のそばもどうだろうと探してみたこともあります。
以前ほどの収入はなく、予算的にも厳しい状態でしたが、那須で築40年ながら軽量鉄骨で組まれ、構造だけはしっかりしている格安物件をみつけました。中はカビだらけで、壁もグチャグチャです。最初に建築したオーナーが亡くなられた後、相続した方は、殆ど利用しておらず、荒れ放題です。幸いそういった経緯のため愛着もさほどなく、値段の交渉もそれなりにできて、土地代と考えても相場の半分で手にいれることができました。
元気なうちに
60才になってから定年を迎えて、この物件を手にいれたとしても、とても自分でDIYをして住めるようにするのは、難しいと思います。まだ身体が十分に動く年代で、将来を楽しみに、少しずつ手を入れことができています。
また、以前の建物の時から加えて、那須で過ごした期間は、かなり長くなっており、十分以上の土地勘があります。まだまだ家そのものの手入れが終わっていませんが、これから畑のために、中古耕運機や管理機を探してみようかとも思っています。