シルバーライフ まっぷ

2012/12/01からのブログ

最終更新:

2012/12/01

若い頃は、景色、自然の情景とか、そんなに気にはしなかった。紅葉は、キレイだなぁとかは思うけども、年齢を重ねると、その大事さ、巡りあえたことを幸運とも思えるようになってしまった。
まだまだ若いぞとかは思うが、そういうことが楽しめるようになってくると、年を取るのも悪いことばかりじゃないぞとも思える。
興味のあるセミナーがあって、六本木に行ってきた。東京タワーと銀杏の紅葉だ。天気が良ければもっと鮮やかなんだろうな。

東京タワーと銀杏

まあ、欲張るのはやめよう。予想もしてなかった景色に出会えたことを幸運に思いたい。

2012/12/02

クリスマスの設え。家全部をしっかりライトアップ、イルミネーションしている家が近所にある。まああれは本当に好きでやっているんだろう。そこまでやる気力も、お小遣いの余裕もないんだけど。
少しは、うちもやってみている。季節季節、折々の歳時を、楽しむようになったのも、ある程度、年齢が行ってからだな。また、仕事第1でバリバリ、ガシガシの時期は、そんなことを振り返る余裕もなかった。
でも、毎年、家内は、クリスマスのイルミネーションもそうだし、折々の飾り付けを大事にしていた。俺が、振り返る余裕がなかったのだなぁと思う。
定年を迎え60歳を過ぎて、途方に暮れる人が、もしかしたらいるのかもしれない。仕事だけやってきていると、困ってしまうかもしれないな。でも、日常の小さなことを振り返ると、案外楽しいこと、おろそかにしていたけれど、大事なことが、見つかるようにも思うのだ。

2012/12/08

年収1000万を越している40代から50代にアンケートをとって、60才定年退職のあとの老後、シルバーライフに不安を感じている人が、予想以上に多いという結果が出たという。
要するに、今は平均以上の年収を得ているのだが、たくわえ、資産がほとんどないという状態だという。
どのレベルの生活をしたいのか、それによって、不安の度合いは変わるだろう。管理人自身は、会社の役員をしていた時の役員報酬の最高金額は、年収2800万円だった。ところが業績悪化。最後は退任し、ハローワークで失業保険にお世話になる時期も経験した。中高年の上級職の再就職なんぞ、そう簡単にあるわけもなくw生活保護とか任意整理、自己破産などのことも考え、覚悟していた時期もある。幸いそこまでの一歩手前でふみとどまり、今は、コンサルタントの仕事を得ていて、1000万はおろか、日本の世帯の平均年収には到底及ばないような稼ぎではあるけれども、あまり不安はない。底を覚悟することができたからだし、今後も、それなりに収入があるだろうし、それで暮らせるように生活を縮小できたからだ。
持っていることばかりが幸せじゃないとも、思ったりするのだ。

2012/12/31

今年も終わりだ。
管理人のような世代の人間には考えられないのだが、年越しそばに、冷麦を食べるという若い奴がいる。
なんで、冷麦なんだ?と聞いてみると、手元にあるのは、パスタと冷麦しかない。で、どちらかを選ぶとしたら、冷麦じゃないだろうかということだった。
一杯のかけそば なんて話もあったよな。年の瀬、それぞれの来年があるわけだろうが、この年になってくると、残りの寿命なんてことも意識はする。できる限りの範囲になるが、後悔が少ないように生きて行きたいものだ。