シルバーライフ まっぷ

介護自殺

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タグ: 介護

介護自殺なんて

かつて介護自殺のニュースを聞いて胸が痛んだ。それでも介護自殺なんて遠い世界のことだと思っていた自分がいる。
父が救急搬送されて、あわやという経験があってから、けっこう介護などについても考えるようになった。
くさか里樹のヘルプマンは、雑誌イブニングに連載されていて、時々目にしていた。今回思い切って全巻(22巻まで)大人買いして読んだ。
一気に読み通せるかと思っていたが、そうはいかない。考えることが都度あった。

冒頭から 介護自殺の話

くさか里樹のヘルプマンの1巻。
18歳の高校生が、冒頭から介護自殺のニュースに接する。友人はこれから老人が増えていくと言い切る。
家に帰れば、祖母が「迷惑をかけたくない」「ぽっくり逝きたい」と言うのを聞く。「それが最後の願いかよばあちゃん。」と。
介護自殺に限らず、タブーとして、あるいはできるだけ考えたくないと思っている話題が、ストレートに描かれる。
考えたくないことかもしれない、しかし現実だ。しかも誰もが、たぶん多くの人が老人になる。
気が滅入りそうな作品と思うかもしれない。その面は否定できないが、希望と善意も描くことを作者は忘れていない。
読んでみる価値は、十分にあると思う。

購入情報など





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尚、管理人は、こちらで中古で全巻を購入した。新品にこだわらないなら検討してもいいだろう。ただし在庫には注意しておきたい。->まんが全巻 楽天市場店