成人式の内祝い

成人式の講演を依頼されて出席した吉村作治教授の名台詞から紹介しておきたい。あまりのマナーの悪さに飛び出した。「これは新生児の祝いだ。新成人ではない」
まあね、シルバー世代、熟年世代になっていれば、成人式を迎える孫や親戚の子供なんぞより、新生児の赤ちゃんのほうが、可愛いというほうが多いだろう。
新生児は、バイクに乗って警官と衝突しないし、暴行しないし。新生児のほうがずっといいかもしれない。

けれど、忘れちゃいけないのは、そういうアホどもは、一部じゃないかと思うのだ。すべての新成人が、アホなわけじゃない。
話して通じる新成人だっている。成人式の内祝いを贈る時には、年長者として、言うべきこと伝えるべきことは、ちゃんと伝えよう。もっとも、自分が、カラッポのアッパパアの酔生夢死人生を送って年金生活に突入していると、何も言えないかもしれないけどもｗまあ、何か、あるだろ、この年まで生きてりゃ誰だって。
成人式の内祝いな品物に悩むよりも、何を若い世代に伝えたいかを考え、言っておくのは、生き延びて年金もらっている人間の義務だと思うぞ。
年寄りを甘く見るな、お祝いだけ貰いに来るな。それくらいやってもいいんじゃないか。自分の若い頃を棚にあげるのは、ジジババの特権である。